カラー補整の基礎知識

1)色の基礎知識

a)明度(明るさ)

明度 (輝度または明暗度) は明るさが黒と白の間のどこに位置しているかを表します。

三角形を上下に移動

 

「ペイント」での色の編集

b)彩度(鮮やかさ)

彩度は色がどれだけ鮮やかであるかを表します。彩度が低いと灰色になり、彩度が高いと非常に鮮やかになります。

c)色相(色合い)

色調はスペクトル上の色の場所を表します。赤はスペクトルの下端、紫はスペクトルの上端に位置しています。

 

2PhotoEditor でカラー補整の実験(筆者作成のcolorchart.png使用)

2-1 フォトエディタの「イメージ/調整」でガンマ値を1.98に設定します。

ガンマ値 用語」でを検索テキストボックス内に貼り付けると「Googleサーチ」で調べられます。

 

 


PhotoEditorにはカーブ機能がないので、Nikon Capture4でガンマ値を1.98に設定して実験して見ます。

ガンマ値を1.98にすると左のようなカーブになります。

黒線

 

左のグラフ(黒線)より

a)入力51出力114

b)入力64出力127

c)入力128出力181

d)入力204出力229

 

 

 

入力:横軸

出力:縦軸

2-2 結果

ガンマ値1.98の時

元の色

ペイントでガンマ値補正後の数値を入力

a051,051,051

114,114,114

b255,128,064

 255,181,127

c128,128,255

 181,181,255

PhotoEditorでガンマ値を1.98にした結果が右図です。みな明るい色になっています。→ペイントで補正後の数値を入れたのと一致しています。

 

 


2-3 各ガンマ値でのグラフ

γ=1.10

γ=1.20

γ=0.90

γ=0.80

2-4 コントラスト

2-5 明るさ

明るい所がより明るく暗い所がより暗くなっています。

全体が明るくなっています。