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編集

編集では「塗りつぶし」と「文字入れ」について解説します。

 

(1)「塗りつぶし」と透過画像(JTrim Ver1.52以前)

塗りつぶしで一番問題になるのが、gif透明画像の取り扱いです。ここで実験をして見ましょう。

1-1 クリップボード経由
(a)右側の画像の上で、クリックして「コピー」を選択
(b)JTrimで「貼り付け」を選択
この時、サイズが大きくなっているだけで他は同じです。

1-2 ファイルに保存後、読込み
(a)右側の画像の上で、クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択
(b)「lion.gif」のファイル名でデスクトップに保存
(c)保存したlion.gifをJTrimで開く(ファイル/開く)


するとどうでしょうか。白くなるはずの所がグレイになっています。(JTrim Ver1.52以前の時)
つまりJTrmでは透明gif画像を読み込むと、透過部分は透過前の背景色が読み込まれます。この時の注目ポイントは
「透過色設定」が自動的に押ささっている事です。

(d)何もしないでこのままlion2.gifで保存します。
(e)保存したlion2.gifをダブルクリックして見ます。XPだと「windows 画像とFAXビューア」が起動します。こんな風になってしまいました。
ライオンを縁取っている黒が無くなって透明になっています。
これは何を意味しているのでしょうか。「特に黒を透過にした覚えはないのに?」となってしまいます。
でもJTrimでlion2.gifを読み込むと縁の黒はあります。ますます??です。この答えは以前私は透過色に黒を設定したことがあり、その時の情報がそのまま残っていたからです。だからこの現象は人によって違います。
 
(f)この仕組みを理解するためにlion.gifをJTrimで開きます。
(g)このファイルを読み込んだら「透過色設定」のアイコンを一度クリックします。これでアイコンがへこみました。
(h)そしてもう一度クリックします。

そうするとマウスの形状が変わるので、それでグレイの所でクリックします。
この時、(画面上は何も変化しません。透明にする情報がJTrimに伝わるだけです。
そしてlion3.gifで保存します。それをダブルクリックすると、lion.gifと同じく、表示されます。
 
この様にJTrimで透明画像を扱うときは注意が必要です。JTrimの画面上では透明の印はありません。この辺がPhoto Editorと違うところです。XP以前からパソコンを使っていてPhoto Editorに慣れている人はこの点に注意を払ってください。Photo Editorで透明にすると画面は格子模様になりますが、JTrimでは何も変化なしです。それとJTrimではgif画像を読み込むと「透過色設定」のアイコンがONになると言う事。それと前に設定した色が保存されている為、れが保存画像に反映される場合があると言う事を理解して置く必要があります。
 
(2)「塗りつぶし」と透過画像(JTrim Ver1.52)

2005/12/28に発表されたVer1.52からは透過画像の表示が変わり、使い易くなりました。Photo Editorと同じく透明部分は格子模様になります。ここで
透過色設定」を押すと透過前の色に、つまりグレイになります。一度押すと元に戻らないので透過したい時は再度このアイコンで指定してやります。
Ver1.52以前と同じ状態にする時は「イメージ/透過状態を表示」のチェックを外します。一度チェックを外し、又入れ直すと元の状態(透過状態)に戻ります。
※旧バージョンをお使いの人は最新バージョンを入れた方が良いです。元のファイルを削除しないで、新バージョンをインストールしたら、上書きされVer1.52になりました。
  

(3)色数の取り扱い

(a)Jtrimで読み込んだ場合lion.gifはフルカラーになります。これは「カラー/色解像度の変更」で確認して下さい。又は画面右下のステータスバーに24bitの表示でも確認できます。
 
(b) Photo Editorで読み込んだlion.gifは256色、透過にチェック入り。このチェックを外すとグレイになります。
 
 

(4)塗りつぶし

1-1 1色だけの塗りつぶし
手始めにライオンのグレイ部分だけを白にして見ます。

(a)lion.gifを開いたら、先ず「透過色設定」のアイコンをOFFにします。(Ver1.52はこの時点でグレイになります。)
(b)「塗りつぶし」アイコンをクリックします。
(c)「塗りつぶし色: 左」が白で無い場合は、右図の場所をクリックし、出て来た画面で白を選択します。
(d)許容範囲を100にしライオンのグレイの所でクリックします。すると画面全体が白くなります。
(e)次に許容範囲を40にしてやって見ます。
(f)そうするとグレイの一部分が白に置き換わりました。
(g)一度の操作で全部のグレイが白になる数値は無いでしょうか。いろいろ試行錯誤の結果、50にすると一度で済むことが分かりました。
これらの結果より許容範囲と言うのはグレイとライオンボディ色との差を数値化したものだと言う事が分かりました。100だと色の差はお構いなし。0だと差を認めないので同じ色の所だけが塗りつぶされます。もしライオンの縁の色が黒で無かったならばまた違った結果になります。
 
1-2 多色の塗りつぶし
ではライオンボディを全体を黒にするにはどうしたら良いでしょうか。
今度は「塗りつぶし色: 右」を使って見ます。この左、右と言っているのはマウスの左クリック、右クリックの事です。左クリック、右クリックで別な色を設定したいときに使用します。

(a)右を左クリックし、を選択します。
(b)許容範囲を変化させながら、ボディ全体が黒になる数値とその位置を求めます。
(c)失敗したら即、「元に戻す」アイコンをクリックします。
(d)右図の位置で塗りつぶし(右クリック)を許容範囲75〜85位で行うと一回の動作で即、黒になりました。これは髪の部分でも同じですが、腹の部分の色では塗りつぶしを何回か実施しないと全部が黒になりませんでした。(グレイの部分が白になった画像で実施)
この手法はホームページテンプレート等でメニューボタンの文字を消したいときに使えます。
(このとき必要な部分だけを範囲選択してから実行すると、スムーズに行きます。)
 

(5)文字入れ

ここではメニューボタンに文字を入れて見る事にします。このメニューボタンは無料のホームページテンプレートのブランクボタン使用を想定しています。

(a)メニューボタンのファイルを開きます。
(b)ズームインアイコンを何回か押して画面一杯にします。
(c)色解像度の変更でフルカラーにします。

※アンチエイリアスや不透明度の設定はフルカラーで無いと出来ません。

(d)「文字入れ」アイコンをクリックします。
(e)フォント、サイズ、文字色を決めます。
(f)透過をクリック、アンチエイリアスにチェックを入れます。
(g)文字を入力します。ここでは「ホーム」とします。

(h)そうすると文字は左端に来るので、ボタン上の適当な位置でクリックしたり、マウスを動かして(手のひらマークが出ている時)位置を確定します。

(i)適当なフィイル名例えばbutton1.gifで保存します。

4色だけ作って見ました。
上から
白、黒、赤、灰
 
 
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